【今さら聞けない】積立nisaとは?初心者向けの始め方やコツを伝授

様々な投資方法がある中で、よく初心者におすすめされているのが『積立nisa』です。

投資への関心が高まってきており、これから始めようと考えている人も多いかと思いますが、「投資は怖い」や「損をするのではないか」となかなか手が出せないという話しもよく聞きます。

そこで今回は、積立nisaとはどのようなサービスなのか、積立nisa 始め方について解説していきます。

積立nisaとは?新NISAとは違うの?

積立nisaという言葉は聞いたことがあるけれども、最近よく耳にする新NISAとは何が違うのでしょうか。

積立nisa(旧NISA)は2023年末で終了

前提として、『積立nisa(つみたてnisa)』は2018年1月より開始した制度で、2014年から始まっていた『一般nisa』と同様に「長期的な資産形成を行いたい投資初心者をサポートするための非課税制度」です。

積立nisaは、年間40万円までの投資枠で得た収益に対して税金が掛からず、特に初心者が不安に感じるであろう税金の心配がなくなるお得な制度です。

しかし、こちらの制度は2023年末に新規受付を終了しています。

それでは現在はどのような制度があるのでしょうか。

現在は新NISAの”つみたて投資枠”

現在では、『一般nisa』と『積立nisa』がひとつにまとまった『新NISA』で利用することが出来ます。

新NISAでの年間投資上限額の360万円のうち、年間120万円が『つみたて投資枠』となっており、積立nisaと同様の恩恵を受けることが出来ます。

積立nisaは投資初心者におすすめ!

新NISAのつみたて投資枠(積立nisa)は、国が定めた基準をクリアした投資信託やETF(上場投資信託)が買付対象となっているため、初心者の方でも始めやすいのが特徴です。

さらに投資信託は少額から購入することもでき、毎月少しずつ分散しながら積み立てて投資できるため、リスクも抑えて運用できます。

また個別株ではないため、日々のニュースや情報(最近だと紅麹の回収や、夢グループ 商品 ひどいなどのネット上の話題)などに常にアンテナを張らなくても良い所は初心者向けだと言えるでしょう。

積立nisaの始め方とは

新NISAのつみたて投資枠(積立nisa)の始め方について解説します。大まかな流れは以下の通りです。

  • 金融機関を決める
  • 口座開設する
  • 投資商品を選ぶ
  • 積立設定をする

金融機関を決める

最初にやることは、口座開設する金融機関を決めることです。

証券会社だけではなく、銀行でもNISA口座を開設することができますが、注意する点としてNISA口座は1人1口座しか作成することができないため慎重に選びましょう。

おすすめは、取扱商品が豊富でサービスも充実した「ネット証券」です。

口座開設する

口座開設する金融機関が決まったら、さっそく新規口座開設の手続きをしましょう。ほとんどの金融機関では、公式HPよりネットで簡単に申し込みすることが出来ます。

スムーズに申し込みできるように、事前に「マイナンバー確認書類」と「本人確認書類」を準備しておきましょう。

投資商品を選ぶ

無事にNISA口座を開設することが出来たら、次は投資する商品を選びましょう。

積立nisaでは、金融庁が認可した投資信託とETFに限定されますが、それでも数百種類あるため、情報を集めて慎重に選びましょう。

積立設定をする

つみたて投資枠で投資する商品が決まったら、最後に積立設定をする必要があります。これは積立する頻度や金額、引き落とし方法などを設定します。

これは金融機関によって様々ですが、多くの場合「毎月」や「毎日」で積立設定でき、金額も100円から設定できる金融機関もあります。

引き落とし方法は、クレジットカードを選択することもでき、積立ついでにクレカのポイントも貯まるためおすすめです。

初心者必見!積立nisaのコツとは!

積立投資で失敗しないためのコツとして、まずは「長期投資」であることを意識しましょう。株価は、基本的には右肩上がりで成長を続けると言われていますが、ずっと上がり続けるわけではありません。

多くの場合、価格の上昇と下落を繰り返しながら少しずつ成長していくので、「価格が下落してきたから売らなきゃ!」や「急騰したから決済しなきゃ!」とすぐに売却してしまっては非常に勿体無いです。

明確な期間や金額の目標を定め、コツコツと積立することが一番安定した投資になります。

まとめ

投資への関心が高まってきている近年、初心者におすすめなのが新NISAのつみたて投資枠(積立nisa)です。

積立nisaの始め方やどのような仕組みなのかを理解して、毎月コツコツと資産を運用してみてはいかがでしょうか。