韓国のガールズグループ「LE SSERAFIM」のメンバーとして世界的な注目を集めるホユンジン。グループの中でも知的で感性豊かな印象を放つホユンジンは、そのルックスや話し方、英語力の高さから「ハーフなの？」と疑問を持つ人が多いようですね。
今回は、そんなホユンジンの国籍や出身地、生い立ち、そして何ヶ国語を話せるのかという点まで、詳しく掘り下げてご紹介していきます。
ホユンジンの基本プロフィール
まずは、彼女の基本的なプロフィールについてご紹介していきます。ホ･ユンジンは、韓国のガールズグループ「LE SSERAFIM」のメンバーとして世界的に注目を集めるアイドルです。2001年10月8日生まれのホユンジンは、抜群のスタイルと音楽的センスを併せ持ち、グループの中でも「感性と知性を兼ね備えた存在」として知られています。
グループには宮脇咲良やキム・チェウォンといった元IZ*ONEメンバーも在籍しており、ホユンジンは彼女たちとともにLE SSERAFIMの“完成度の高いパフォーマンス”を支える中心的メンバーです。
ホユンジンはハーフなのか？
ホユンジンは韓国・ソウル市江南区生まれです。生後約8か月で、家族とともにアメリカ・ニューヨーク州のアルバニー付近へ移住しました。そのため、ホユンジンとしては「韓国で生まれ、アメリカで育った」というバックグラウンドを持っており、国籍についても「韓国系アメリカ人」として紹介されることが多く、実質的にアメリカ市民権を持つ可能性が高いとされています。いわゆる「ハーフ」という言葉を使って語られることもありますが、ホユンジンの場合、両親ともに韓国出身であり、国籍も複数というわけではないため、「父母が異なる国籍」という意味でのハーフではなく、「韓国出身・アメリカ育ち」という国際的バックグラウンドを指していると理解する方が正確でしょう。
ホユンジンの幼少期から学生時代
ホユンジンはアメリカで幼少期を過ごし、ニューヨーク州にある高校に通っていた時期もあります。高校在学中、歌唱に強い関心を持ち、正規のオペラ教育を受けていたわけではないものの、メゾソプラノとして学校の合唱活動に参加していたことも記録されています。中学生〜高校生時代にかけて、歌手になりたいという夢を意識しながら育ったホユンジン。音楽とステージに惹かれ、自分の声や表現を探求し始めていたことが、のちのトレーニー入り・アイドル活動へとつながったようです。また、アメリカで育った環境ゆえに英語圏の生活経験があり、韓国とは少し異なる文化の中で成長したことが、ホユンジン自身の視野の広さや語学スキルに影響を与えていると言えるでしょう。
デビューまでの道のり
ホユンジンは2018年、韓国で放送されたサバイバル番組 PRODUCE 48 に参加。この番組で注目を集めたものの、最終デビューには至らず、一時アメリカに戻ることになります。さらに、トレーニーとして月例の評価テストなどを受けていた際、「契約解除」や「脱落」の経験をホユンジン自身が明かしており、芸能界入りへの道が平坦ではなかったことも伺えます。しかしその後、2021年8月に韓国の大手芸能事務所 HYBE Corporation 傘下の Source Music と契約し、2022年5月2日にLE SSERAFIMとしてデビューを果たしました。ホユンジンのこの道のりは、決して順風満帆ではなく、挫折や戻ることもあったからこそ、彼女の現在の「ステージで輝く姿」に重みがあります。
ホユンジンの語学能力
ホユンジンの語学能力は、彼女の大きな強みの一つです。幼少期から英語環境で育ったため、英語はネイティブレベルで話せると紹介されています。さらに、韓国語も日常会話・トーク番組・歌詞で使いこなしており、どちらの言語でもファンとのコミュニケーションを行なっています。また、ホユンジン自身が公式に「日本語・日本向け活動」などを語ったわけではありませんが、ファンの間では「日本語あいさつレベル」「簡単なフレーズなら話せる」という報告もあります。つまり、確実なのは「英語」「韓国語」の二言語を自在に使えるという点であり、その他言語については習得中または実用レベルという理解が妥当でしょう。この多言語バックグラウンドが、グローバルに活動するホユンジンにとってのアドバンテージとなっています。
作詞・作曲への情熱
ホユンジンは「歌うだけのアイドル」ではなく、自ら作詞・作曲にも積極的に関わるタイプのアーティストです。例えば、彼女がグループと共にリリースした楽曲の中で作詞・作曲に参加していることが報じられています。「Blessing in Disguise」という自身のソロ曲についてのインタビューでは、ホユンジン自身が「自分の体験を歌詞にすること」「他の人にとっても癒しになる音楽でありたい」という思いを語っています。こうした試みから、ホユンジンは単なるグループ活動にとどまらず、個人としての表現やクリエイティブな活動にも意識を向けており、その姿勢がファンや音楽関係者からも評価を得ています。
最後に
今回は、ホユンジンの国籍や出身地、生い立ち、そして何ヶ国語を話せるのかという点まで、詳しく掘り下げて紹介していきました。ホユンジンは今後、さらに個人としての活動も広げていく可能性が高く、グループ活動と並行しながら“ホユンジンならでは”の音楽や表現を追求していくことが期待されていますね。実際、彼女自身が「もっと自分の声・メッセージを伝えたい」という意欲を語っています。グローバルに活動できる語学力、多様な文化圏で育った経験、そして作詞・作曲に挑戦する姿勢。これらすべてがホユンジンの魅力を形作っています。これからのステージ、リリース、そしてファンとの交流の中で、ホユンジンがどのように成長し、どんな新しい一面を見せてくれるか、注目です。彼女が「国籍・出身地・言語スキル・生い立ち」という背景を力に変えて、さらに羽ばたいていく姿から目が離せません。
